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平成21年7月 第2367号(7月15日)
■専門教育の充実などを議論
技術者教育の協力者会議
去る7月8日、東京・霞ヶ関の中央合同庁舎の会議室で、教職大学院の質の保証に関する協力者会議の第1回目の会合が開かれた。
平成21年度において24の教職大学院が設置されているが、現在、定員未充足の状況が多くの教職大学院で見られ、また平成20年度の設置計画履行状況等調査においては、19大学中17大学に対し留意事項が付され、様々な課題が指摘されている。
同検討会では、このような現状を踏まえ、入学者の安定的確保や学生ニーズに応えるきめ細やかな教育体制の整備、実践的指導力育成のための実習体制の整備など、教職員大学院の教育内容の質の保証に関する改善方策について専門的な検討を行っていく。
座長には、村山紀昭札幌国際大学長が選出された。
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