平成21年7月 第2367号（7月15日）
■関西学院大が世界大会へ
ＳＩＦＥ Ｊａｐａｎ 国内大会
ＳＩＦＥ（Students In Free Enterprise＝サイフ）が、去る7月4日に開催したＳＩＦＥ Ｊａｐａｎ国内大会2009において、関西学院大学のチームのプレゼンテーションが栄誉に輝いた。
ＳＩＦＥは、アメリカに本部をおき、47カ国、1500以上の大学が参加する国際的非営利組織。大学生が、社会的な課題をビジネスの手法を用いて解決するプロジェクトを企画・実践することによって、社会人としてのさまざまな能力を向上させることを目的としている。日本では2004年に発足。毎年国内大会を実施し、優勝校は世界大会に出場している。プレゼンテーションは全て英語で、協賛企業等が評価を行う。国内大会の第1回、第2回は高崎経済大学、第3回は滋賀大学、第4回は大阪芸術大学が優勝した。
このたびは、エントリーした15大学のうち、県内の廃棄プラスチックでリサイクルビジネスに取り組んだ滋賀県立大学、①工事現場の仮囲いを活用しアートを施した広島市立大学、②小学生のビジネス教育活動等を支援した大阪商業大学、③滞日外国人女性が自立できるよう就労支援に取り組んだ関西学院大学が決勝戦に進出。
最終プレゼンテーションの結果、関西学院大学が優勝した。同大は、10月にドイツで開催される世界大会に出場する。
なお、準優勝とルーキー賞は、滋賀県立大学。
