平成21年7月 第2366号(7月8日)
■国立大7校、私立大6校
「グローバル30」採択拠点
文部科学省は、このほど平成21年度「国際化拠点整備事業(グローバル30)」の採択拠点を決定し、公表した。
この事業は、大学の機能に応じた質の高い教育の提供と、海外の学生が我が国に留学しやすい環境を提供する取組のうち、英語による授業等の実施体制の構築や留学生受入れに関する体制の整備、戦略的な国際連携の推進等、我が国を代表する国際化拠点の形成の取組を支援することにより、留学生と切磋琢磨する環境の中で、国際的に活躍できる高度な人材を養成することを目的としている。
22件の応募(国立大15件、私立大7件)の中から、国際化拠点整備事業プログラム委員会(委員長=黒田壽二金沢工業大学学園長・総長)で審査を行い次の13件が採択された。
▽国立大:東北大、筑波大、東京大、名古屋大、京都大、大阪大、九州大
▽私立大:慶應義塾大、上智大、明治大、早稲田大、同志社大、立命館大
採択された拠点大学においては、次の取組を実施することとしている。@英語による授業等の実施体制の構築、A留学生受入れに関する体制の整備、B戦略的な国際連携の推進
なお、財政支援は、1件あたり年間2〜4億円程度を原則として5年間継続的に交付予定。