平成21年6月 第2361号(6月3日)
■上野学園大学
調べに酔う春の演奏会
上野学園大学(石橋 裕学長)は、去る5月15日に、東京・北区の北とぴあにて、同大音楽・文化学部による春の演奏会2009を開催した。同大が春と秋に定期的に開催する演奏会で、このたびの演奏会は室内楽。
学生らによる打楽器、ピアノ、フルート、ヴァイオリン等の演奏のほか、オペラや、同大合唱団による合唱等に、春の夜のひとときを楽しむ会場からは喝采が送られた。
中でも、古楽アンサンブル「リコーダー、ヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のためのトリオ・ソナタ イ短調(ボワモルティエ)」は、同大の特色のひとつである古楽器による演奏で、リコーダー、ヴィオラ・ダ・ガンバ、ハープシコードといった古楽器により、数世紀前の音色を甦らせる。同大は、本年創立105周年を迎える。