平成21年5月 第2359号(5月20日)
■神田外語大学
新ランドマーク 7号館お披露目
神田外語大学(赤澤正人学長、千葉市美浜区)は5月16日、外国語とコミュニケーション学習のための新しい教育施設である7号館のお披露目を行った。
式には、大学や工事関係者ら150人が出席。佐野隆治理事長は「世界の文化を肌で感じながら言葉を学ぶ環境を提供したい、というコンセプトを体現した施設です。今後とも、効果の高い語学教育の実践をめざしたい」と挨拶した。
7号館は、同大の創立20周年記念事業として08年9月に完成。この4月から本格運用が始まった。一階は図書館、二階は擬似留学空間MULC(マルク)、三階はカフェ。
白眉は、現地に旅し留学する感覚を味わいながら、各国の言語と文化を学ぶユニークな空間、というMULC(多言語コミュニケーションセンター)。
中国、韓国、タイ、インドネシアなど同大の専攻言語をカバーした7つの言語エリア。そこには、各々の生活文化を代表する街並みや建物が再現されている。
各エリアには、各言語のネイティブ教員が常駐。学生は現地にいるのと変わらなく外国語環境にひたり、語学力が身につけられる。
「MULCでは、その国に来ているような錯覚に陥った。こうした施設で外国語が学べる神田外語大の学生がうらやましい」と出席者のひとりは述べていた。