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平成21年5月 第2359号(5月20日)

”人間力再考”テーマに研修会
  第1回 学生生活指導研究委員会を開催

 日本私立大学協会(大沼淳会長)は、去る4月27日、東京・市ヶ谷のアルカディア市ヶ谷において、第326回(平成21年度第1回)学生生活指導研究委員会(担当理事=高柳元明東北薬科大学理事長・学長、委員長=濱田勝宏文化女子大学理事・副学長・服装学部長・教授)を開催した。
 はじめに、高柳担当理事が「学生生活指導は各大学において、今後の存続をかけた大きな役割を担っているとあらためて実感している。また同研修会が取り組む課題は複雑多岐にわたっているという昨今の状況だが、その根底は『人間力育成』ということに帰結するように思う。委員会としてしっかり取り組んでいきたい」と挨拶を述べた。続いて、濱田委員長が「昨年からの金融危機、世界同時不況により、学生生活が根底から揺るがされる事態がじわじわと波及してきている。新たな対応が求められる中、学生生活指導はどうあるべきかということを軸に各課題に取り組んでいきたい」と挨拶を述べた。
 その後、愛知工業大学の成田国朝教学センター長・学生相談室長・教授の退任により、同大より新たに任に付いた、本年度新規委嘱委員の山田英介教学センター長・教授が紹介された。
 研究・協議事項では、平成21年度(通算55回)学生生活指導主務者研修会の日程等について協議を行った。同研修会の日程案については了承され、メインテーマを「人間力再考―メンタルヘルスを中心に―」として、昨年度の研修会において要望が強かった「学生対応窓口におけるメンタルヘルス」を主軸に話題を掘り下げる。同研修会は、大阪市の大阪ガーデンパレスにおいて、7月15日から17日までの日程で開催の予定である。

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