平成21年5月 第2358号(5月13日)
■研修会の実施計画など協議
第1回 大学経理財務研究委員会を開催
日本私立大学協会(大沼淳会長)は、去る4月15日、東京・市ヶ谷のアルカデイア市ヶ谷において、平成21年度第1回(通算第323回)大学経理財務研究委員会(担当理事=原田嘉中千葉商科大学理事長、委員長=佐川秀夫文化女子大学理事・経理本部長)を開催した。
開会に当たり原田担当理事の挨拶があり、続いて日本私立学校振興・共済事業団の私学経営情報センターから、山本雅淑センター長をはじめ田辺和秀経営支援室長、原 徹私学情報室長の三氏が招かれ、@「学校法人の経営改善方策に関するアンケート」報告及びA「資産運用アンケート調査結果」等の分析を中心に、今後の経理・財務の諸課題への対応の在り方などについて解説した。
引き続いて、新任の委員として保田明夫氏(北里大学法人本部経理部課長)の就任が報告・紹介された。
報告事項では、平成21年度同協会の事業計画の推進等のほか、私立大学を取り巻く諸情勢等について小出事務局長が概説した。
研究・協議に入り、来たる10月7日〜9日の三日間にわたり、神戸市・神戸ポートピアホテルで実施する平成21年度「大学経理部課長相当者研修会」の実施計画について、@日程、A基本研修、B全体研修、C設定課題別研修、D今後の準備計画などを協議した。
協議の終了後には、四期約11年にわたり同委員会委員として貢献され、去る3月末に退任した鈴木 優氏(国士舘大学監査室)に対し、原田担当理事から感謝状と記念品が贈呈された。鈴木氏は「永きにわたり大役を果たせたのは、皆様の温かい支えのおかげです。これからも私学振興に向けた当委員会の活躍を見守っていきたい」との謝意を表した。