平成21年4月 第2355号(4月8日)
■私大団連 日本語教育連絡協議会
留学生30万人計画への別科の対応等協議へ
日本私立大学団体連合会の日本語教育連絡協議会幹事会(座長=森田嘉一京都外国語大学理事長・総長)は去る3月27日、東京・市ヶ谷の日本私立大学協会会員室において、平成20年度第3回幹事会を開催した。
まず、森田委員長が「日本語教育連絡協議会は、平成元年から行っており、21年度の計画をどうするか、特に『留学生30万人計画』に対する別科の対応等、今後のあり方等について検討を重ねていきたい」と挨拶を述べた。
続いて、同協議会加盟校について事務局から報告があり、委員からは、現在募集停止中の加盟校についても、募集停止理由等を探っていきたいという意見が出された。
次に、二十一年度の実施事業について話し合われ、@昨年に引き続き、「留学生別科等入学および修了後の進路状況(アンケート)」を実施すること、A協議会は、来る11月20日に東京・市ヶ谷のアルカディア市ヶ谷で開催することが決まった。
同協議会については、留学生30万人計画等を受け、留学生別科を取りまく諸情勢および問題を把握し、掘り下げていく必要があるとし、協議会の形式を工夫していくことが確認され、次回幹事会で詳細を検討していくこととなった。