平成21年3月 第2351号(3月4日)
■内定取消し263人に 高校生就職の追加調査
本紙前号(二月二十五日付)に載せた新卒高校卒業予定者の就職内定取り消し状況は文部科学省の追加調査で人数の変更があったので改めて変更後の人数を掲載する。
新規高等学校卒業予定者のうち、平成二十年九月十六日から平成二十一年二月六日までの間で、事業所から内定取消しする旨の通知を受けた生徒は二六三人。男女別生徒数で見ると、男子は一八三人、女子は八〇人だった。
内定を取り消された生徒(二六三人)のうち、その後、内定取消しが撤回された者は七人(約三%)、内定取消しを受けた事業所から他事業所を紹介され内定を受けた者は一九人(約七%)、就職活動により内定を受けた者一二六人(約四八%)、現在就職活動中の者八七人(約三三%)、大学等への進学予定者三人(約一%)、専修学校(専門課程)への進学予定者七人(約三%)等となっている。
内定取消しを受けるに至っていないものの、内定取消しを検討する旨の連絡があった者は一七人、入職時期繰下げを検討する旨の連絡があった者は二三人、入職時期繰下げを行う旨の連絡があった者は三七人、その他(雇用条件の変更等)は五三六人だった。
内定を取り消された生徒を学科別に見ると、生徒数が多いのは、「工業」(一〇四人)、「普通」(八一人)、「商業」(三二人)の順となっている。