平成21年2月　第2348号（2月11日）

■京都嵯峨芸術大　嵐山花灯路
　 浜松大　自然活した"こども村"

京都嵯峨芸術大　嵐山花灯路

　京都の嵯峨・嵐山地域にある自然や水辺空間、さらに竹林や歴史的文化遺産などを舞台に、総延長約五・二�ﾜの道をライトアップする京都の観光事業「京都・嵐山花灯路（はなとうろ）」。
　日本情緒豊かな約二六○○基もの路地行灯などが並ぶ同イベントに、平成十七年より参加。学生たちが中心となって制作した巨大提灯の競演をはじめ、大覚寺・大沢池のほとりに並ぶ和製提灯、おもてなしと遊び心を兼ね備えたプロダクト作品、彫刻作品の野外展示などで、幻想的な京都の夜を演出している。

浜松大　自然活した"こども村"

　「こども村」は、豊かな自然に恵まれたキャンパスの環境を活かし、子どもに様々な遊びを体験させたいという学生の声からスタートした。季節に合ったテーマを検討し、近隣の親子をキャンパスに招いて、毎月行っている。
　学生は、授業で学んだ理論と実技を実践し、子どもの発達過程、危険に対する意識、事前準備の重要性など、新たな問題と向かい合い、楽しんで活動している。
　参加した子どもは、日常では体験できない「こども村」ならではの遊びに夢中となり、また、保護者は普段入ることのないキャンパスが、より身近に感じられる。
　写真は、大量の泥の広いフィールドで、学生もいっしょに大はしゃぎの泥んこ遊びの一コマ。