平成21年2月　第2347号（2月4日）

■「ちょっと待って！はじめてのケータイ」犯罪防止のパンフ配る

　文部科学省はこのほど、携帯電話のインターネット利用に際しての留意点やトラブル・犯罪被害の例、対応方法のアドバイスなどを盛り込んだ、子ども向けリーフレットと親子のルールづくりに係るリーフレットを作成した。
　一月三十一日に開催した「ネット安全安心推進フォーラム」で参加者全員へ配布したが、二月から全国の都道府県教育委員会等へ配布する。
　リーフレットは二種あり、一つは、中学校入学時に子どもの携帯所持率が顕著に高まることから、中学校入学前の小学校六年生を対象に、親子で考えるための参考となるようつくられた「ちょっと待って、ケータイ」。
　もう一つは、はじめてケータイを持つ子どもの保護者を対象として、家庭でのオリジナルのルールを作ることを促すためのリーフレット「ちょっと待って！　はじめてのケータイ」を作成した。
　安全・安心に使うためケータイを渡す前に親子で話し合い、ケータイを使う必要性と責任を子ども自身に自覚させるのがねらいである。
　リーフレットの内容は、トラブル・犯罪被害等に巻き込まれた事例をマンガで描くとともに、その対応方法の解説・アドバイスなどとなっている。