平成20年12月 第2341号(12月3日)
■最優秀賞など決定 若い才能を発掘
「第一四回学生CGコンテスト」の受賞作品がこのほど、CG―ARTS協会(永田圭司理事長)から発表された。
学生CGコンテストは、コンピュータやデジタル技術を使った作品を通じて、未来を担う若い才能の発掘と作品発表の場を提供することを目的として一九九五年からスタートし、今年で一四回目。
CG静止画やアニメーション、Webをはじめ、ゲーム、インスタレーション、インタラクティブアートから、建築、工学のシミュレーション、ビジュアライゼーションまでを含めた幅広いジャンルの作品を募集の対象とした。
学生らしい自由な発想と大胆なチャレンジ精神がクリエイティブの世界にどんな可能性を生みだすか。若々しい感性と、意欲的な取り組みなどが審査対象となった。
静止画部門の最優秀賞は、谷川瑛一さん(武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科 二年)の「ship」
動画部門は、横田将士さん(東京造形大学造形学部デザイン学科 二〇〇八年卒業)の 「記憶全景」
インタラクティブ部門は、多田ひと美さん(多摩美術大学大学院美術研究科 デザイン専攻情報デザイン研究領域一年)の「全的に歪な行且 ―第二犯―」
U―18賞(一八歳以下が対象)は、静止画部門が、山田有紀さん(大阪市立工芸高等学校映像デザイン科 三年)の「花ヲ抱ク」
動画部門は、小塚 彩さん(埼玉県立芸術総合高等学校映像芸術科 三年)の「GO IN SEARCH A SUNFLOWER SEED」
インタラクティブ部門は、鳴河美佳さん(埼玉県立芸術総合高等学校映像芸術科 三年)の「matreshka×world」
特別賞は、動画部門の烏田晴奈さん(多摩美術大学大学院美術研究科デザイン専攻情報デザイン領域一年)の「ケータイ狂想曲」