平成20年12月 第2341号(12月3日)
■優れた医療人材の育成を 創立80周年記念祝賀会を開催
昭和大学(小口勝司理事長)は、去る十一月十五日、東京・グランドプリンスホテル新高輪において、創立八〇周年記念祝賀会を開催した。
同大は、「至誠一貫」の精神に相応しい人間性豊かな医療人材育成を目的に、昭和三年に設立された。
祝賀会では、校歌斉唱が行われた後、小口理事長が「本学は、創立以来、医系総合大学として発展する理想に燃え邁進し、当初、医学部のみの単科大学は、現在、歯学部、薬学部、保健医療学部の四学部を有する大学へと発展。このたび、八〇周年を迎えることが出来た。皆様方の暖かいご支援、ご鞭撻、ご協力に深く感謝申し上げたい」と感謝を述べた。
続いて、細山田明義学長が「時代に即した医療のあり方が問われている中で、一年次全寮制を中心とした全人教育を充実させていきたい。医科系大学を取り巻く環境は非常に厳しい状況にあるが、教育、研究、そして診療の質向上を図っていきたい」と挨拶を述べた。
その後、石原慎太郎東京都知事、大沼 淳日本私立大学協会会長、小川秀興(社)日本私立医科大学協会会長が祝辞を述べた後、鏡開きが行われ、川上保雄同大名誉学長による乾杯、祝電披露、同大の管弦楽団による演奏、応援指導部によるチアリーディングなどが催された。