平成20年12月 第2341号(12月3日)
■インターンシップが増加傾向 実施状況調査
文部科学省は、このたび、「大学等における平成十九年度インターンシップ実施状況調査」について公表した。同省は、平成八年度から大学等において、授業科目として実施されているインターンシップの実施状況を調査してきた。
同調査は、全国公私立大学・短期大学・高等専門学校を対象に行われたもの。
平成十九年度の実施状況は、大学=五〇四校(六七・七%)対前年度一・九ポイント増、短大=一七〇校(四三・六%)同三・〇ポイント増、高専六一校(一〇〇%)同一・六ポイント増。平成二十年度以降の実施予定は、大学=五二七(七〇・七%)、短大一一七校(四五・四%)、高専六一校(一〇〇%)。
学部等の実施状況は、大学=一〇九二学部(五五・二%)対前年度六五学部増、短大=二四二学科(二九・四%)同八学科減、高専二五七学科(九七・〇%)同一〇学科増。
最も多かった実施学年は大学=第三学年、大学院=修士一年、短大=第一学年、高専=第四学年。最も多かった実施時期と期間は、夏期休業中で、一週間以上二週間未満。いずれも前年度と同様の傾向。
なお、インターンシップ体験学生数は、大学=四万九七二六人(七〇四人減)、短大=四九六八人(一〇五人増)、高専=八六七四人(八八一人増)であった。