平成20年11月 第2339号(11月19日)
■東京医科歯科大など3件 文科省が採択 遺伝情報の医療実現P
文部科学省はこのほど、「個人の遺伝情報に応じた医療の実現プロジェクト」について、第二期の公募を行い採択機関を決定した。
「個人の遺伝情報に応じた医療の実現プロジェクト(第二期)」は、平成十五年度から同十九年度まで実施した実現プロジェクト(第一期)の成果を活かしたもの。
引き続き、遺伝情報を基にした個人個人にあった予防・治療を可能とする医療(オーダーメイド医療)を実現するために、疾患関連遺伝子研究等を進める。
公募は、「疾患関連遺伝子研究」と「先端医科学研究に関する倫理的・法的・社会的課題についての調査研究」の二項目で行った。審査の結果、次の三件の採択課題を決定した。
【疾患関連遺伝子研究】
●「ゲノム網羅的解析情報を基盤とするオーダーメイドがん医療」
代表機関 国立大学法人東京医科歯科大学
●「メタボリック・シンドローム関連疾患における個別化医療の実現」
代表機関 国立大学法人東京大学
【先端医科学研究に関する倫理的・法的・社会的課題に関する調査研究】
●「先端医科学研究に関する倫理的・法的・社会的課題に関する調査研究」
代表機関 財団法人日本公衆衛生協会