平成20年11月 第2339号(11月19日)
■"教育の心"を受け継ぐ 創立100周年を祝う
(学)大妻学院(佐野博敏理事長)は、去る十一月七日、東京国際フォーラムにおいて、創立一〇〇周年記念式典を盛大に開催した。
はじめに、佐野理事長が「多くの方々の尽力により今日まで至り、約一六万人の卒業生を輩出してきた。受け継いできた教育の心を守り、常に高い視点から時代や社会の展望し、教育の意義や意識を考察し、中等高等教育を通じ、広く社会に貢献していきたい」と感謝と抱負を述べた。
続いて、塩谷 立文部科学大臣(代読:河村潤子私学部長)が祝辞を述べたほか、日本私立大学協会の大沼 淳会長が、「明治期以降、女子教育の発展に果たした私学の功績は顕著である」と述べ、校祖・大妻コタカの教育理念を受け継ぎ私学教育の灯をともしてきた同学院に慶祝の意を表した。
その後、祝電披露、永年勤続者表彰などが行われた後、大妻学院一〇〇年のあゆみが、朗読され、明治四十一年に手芸塾をスタートさせてから、今日、一万人を擁する学院へと発展した歴史が映像とともに紹介され、会場からは大きな拍手がわき起こった。来場者全員による校歌斉唱をもって閉会となった。
その後、催された祝賀会では、卒業生や関係者らが集い、和気藹々とした雰囲気の会となった。