平成20年10月 第2334号(10月8日)
■教育課程の工夫改善等148件選定(私大52件)
質の高い大学教育推進プログラム
文部科学省は、このほど平成十九年度までの「特色GP」、「現代GP」を発展的に統合した新規事業の平成二十年度「質の高い大学教育推進プログラム」(教育GP)の選定結果を発表した。
同プログラムは、大学設置基準等の改正等への積極的な対応を前提に、各大学等から申請された教育の質の向上につながる取組のうち、特に優れたものを選定して重点的な支援をし、高等教育の質保証や国際競争力の強化に資することを目指すものである。
四八八大学等から九三九件の申請があり、(独)日本学術振興会の「質の高い大学教育等推進事業委員会」で審査が行われ、一四八件の取組が選定された。
選定の内訳は、大学一一七件(申請七四五件)、短期大学一七件(同九一件)、高等専門学校一三件(同八〇件)の他、共同一件(同二三件)であった。
また、大学のうち、私立大学は五二件(同四四三件)、国立大学五四件(同二一六件)、公立大学一一件(同八六件)であった。
さらに私立大学五二件の詳細は、@「教育課程の工夫改善を主とする取組」一六件(同一一九件)、A「教育方法の工夫改善を主とする取組」三二件(同二七四件)、B「@、A以外の工夫改善を主とする取組」四件(同五〇件)となっている。