平成20年8月 第2328号（8月27日）
■ICブレインズが開発
昨今では、大学等においてＩＣカードを利用した入退室管理やセキュリティゲート、出欠席管理、電子マネーなどが導入されている。（株）ＩＣブレインズが開発したソクラテス・システムは、教育分野に重点を置き、大教室の授業でも小規模な授業と同様に学生一人ひとりをケアすることによって、緊張感を維持した授業の実現を目指している。
学生のＩＣカードと机上の端末装置により、①学生の名前、学部などの属性をリアルタイムに把握、②レスポンスアナライザ機能により、学生の意見や理解度を把握、③学生の意見をリアルタイムに授業に反映させることで、学生の授業参加意識が向上、④授業に対する評価アンケートの実施など、従来の聞くだけの授業から緊張感を持った参加型へと意識を変えることができるというもの。
なお、最新バージョンでは、講師用画面のほか学生用画面の二画面構成となっており、学生用画面はプロジェクターなどと接続し、ほかの学生にも見える形での運用も想定している。
問合せは、（株）ＩＣブレインズ、電話○三―五四二七―二○○一、ＦＡＸ○三―五四二七―二○○三、担当：細木まで。
