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平成20年6月 第2319号 (6月11日)

広島国際大が創立10周年 記念講演会・式典を挙行

 広島国際大学(坂口正雄理事長、森永規彦学長)は五月二十六日、創立一〇周年記念講演会・式典をリーガロイヤルホテル広島(広島市中区)で盛大に開催した。学内外から約三五〇人の出席があり、同大学のこれまでの歩みを振り返った。
 第一部では、松浪健四郎文部科学副大臣が「食文化について」をテーマに記念講演を行った。食習慣や場所が違えば同じ食料でもその価値が異なると指摘。「生きていくためには食料が必要不可欠。それぞれの食文化を大切にしつつ、世界の人々が食事を楽しめる豊かな社会をつくっていきたい」としめくくった。
 第二部の式典で森永学長は「この四月から法人名称が常翔学園に変わるとともに、学長の職を拝命しました。本学はこの一〇年で急成長を遂げました。持続性ある発展をどのように実現するのか教職員一丸となって考えるとともに、本学が持つ準総合大学の雰囲気を生かしながら、地域に必要とされる大学として努力し続けたいと思います」などと式辞を述べた。続いて松浪氏、石田恒夫日本私立大学協会副会長から祝辞があった。
 藤田雄山広島県知事の乾杯の発声後、歓談。出席者は互いの近況などを語り合った。会の最後には同大学を設置する学校法人常翔学園の松田良一常務理事が多数の出席に対する謝辞を述べ、閉会した。
 広島国際大学は一九九八年四月、賀茂郡黒瀬町(現東広島市)に開学した。二学部五学科でスタートした同大学は、現在東広島、呉、広島の三キャンパスを持ち、六学部一四学科、大学院三研究科一〇専攻を擁する大学へと成長した。

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