平成20年6月 第2318号 (6月4日)
■環境人材6件採択 中部大のNGO参加カリキュラム開発等
環境省は、このたび、平成二十年度「環境人材育成のための大学教育プログラム開発事業」の選定結果を発表した。応募件数三五件のうち、中部大学等六件が採択された。
同省では、去る三月に、「持続可能なアジアに向けた大学における環境人材育成ビジョン」を策定し、同ビジョンの具体的な施策として、企業や社会においてグリーン化を担う人材を育成するための大学のモデルプログラムを開発する同事業を募集した。採択大学は次の通り。
▽茨城大:アジアのサステイナビリティを担う環境人材育成のための大学院教育プログラム―俯瞰力と人と環境を結ぶ実践力を備えた地域リーダーの育成
▽東京大:日本・アジアSATOYAMA教育イニシアティブ
▽慶應義塾大:「低炭素社会デザインコース」(仮称)創設事業
▽信州大:グリーンMOT教育プログラムの推進
▽中部大:環境と開発のためのリーダーシップ:NGOと大学による参加型カリキュラム開発ネットワークの形成と実施
▽高知大:環境人材育成のための社会協働教育プログラムの開発