平成20年6月 第2318号 (6月4日)
■日本の音楽文化の発展へ
三室戸学園創立70周年記念式典挙行
去る五月二十一日、(学)三室戸学園(三室戸東光理事長)は、川越市の東邦音楽大学において創立七○周年記念式典ならびに新校舎(川越校舎一六号館)落成披露祝賀会を挙行した。
記念式典は、同大グランツザールにおいて執り行われ、ファンファーレがホールに響き、加藤直治学園本部長の開会の辞ではじまりを告げた。まず、三室戸理事長が学園の歩みを述べて、「川越キャンパスでは新たに七○周年記念棟である一六号館の竣工を迎え、恵まれた環境と最新の音響設備をもとに、世界へ向けた音楽文化の発信、グローバルな芸術感覚をもった人材育成を行い、日本の音楽文化の発展に寄与したい」と式辞を結んだ。
続いて、登壇者の紹介があり、渡海紀三朗文部科学大臣(代読:磯田文雄高等教育局私学部長)、大沼 淳日本私立大学協会長(代読:廣川利男副会長)、舟橋功一川越市長らが祝辞を述べ、祝電が披露された後に閉式となった。
また、コンサートホールでもある同大グランツザールでは、式典後に記念演奏が行われ、参加者は同大管弦楽団の奏でる壮大なシンフォニーに耳を傾けていた。その後の同大講堂での記念祝賀会でも、多くの参加者の和やかな歓談の輪が広がった。
なお、当日には創立七○周年記念事業の一環としてこの度竣工した、同大新校舎(一六号館)の内覧が行われた。