平成20年6月 第2318号 (6月4日)
■新会長に佐藤弘毅氏 日短協春季定期総会開く
日本私立短期大学協会(会長=川並弘昭・東京聖徳学園理事長、聖徳大学短期大学部学長)では、去る五月十三日、東京・紀尾井町のホテルで会員校三六四校のうち二九七校から三九二名が出席して、平成二十年度「春季定期総会」を開催した。
はじめに川並会長から挨拶があり、ついで池坊保子文部科学副大臣、田野瀬良太郎衆議院議員・短期大学振興議員連盟幹事長からそれぞれ来賓挨拶と短期大学の振興に関する第九次要望決議の説明が行われた。
次に新会員校として、愛知医療学院短期大学(祐愛学園・丹羽治一理事長、万歳登茂子学長)の紹介があった。
続いて、中岡 司文部科学省高等教育局大学振興課長から「短期大学をめぐる文教政策の現状」について、杉野 剛高等教育局私学部私学行政課長から「今後の私学行政」について、さらに、宮内健二初等中等教育局教職員課教員免許企画室長から「教員免許状更新講習のプログラム」についてそれぞれ詳細な説明が行われた。
任期満了に伴う役員改選では、八年間にわたって会長を務められた川並氏が退任し、新会長に佐藤弘毅氏(目白学園理事長、目白大学短期大学部学長)が選出された。
なお、主要事業目標として、@私立短期大学の教育研究条件の充実向上、A私立短期大学の経営の安定化、B財団法人短期大学基準協会との連携などが承認された。