平成20年6月 第2318号 (6月4日)
■第1回就職委 就職部課長相当者研修会など討議
浦田委員長ほか新委員決まる
日本私立大学協会は、去る五月三十日、東京・市ヶ谷のアルカディア市ヶ谷において、平成二十年度第一回就職委員会(担当理事=大橋秀雄工学院大学理事長)を開き、委員の改選に伴う委員長、副委員長の選出のほか、学生の就職指導について研究・協議した。
開会に当り、小出秀文事務局長が「一期四年の役員改選があり、このたび、就職委員会を大橋常務理事に引き続きご担当いただき、お力添えをお願いすることになった」と述べ、大橋担当理事より「先頃、就職に係る国公私の大学団体の会議があったが、就職活動の早期化、長期化が教育現場に悪影響を及ぼしていることの共通認識が確認された。今年の就職状況の数字は悪くないが、学生の学力、就職後の定着率等、広い視点をもって、この四年間、皆さんと努力していきたい」との挨拶があった。
次に、事務局から任期満了による委員の退任、新委員の就任などが報告されるとともに、新委員長・副委員長については、大橋担当理事と予め相談した結果、浦田雄司委員長(日本福祉大学キャリア開発部次長)、大越 孝副委員長(桜美林大学理事・副学長・教授)、市原幸造副委員長(中部大学キャリアセンター課長)の各氏を推薦したいとのことが提案され、了承された。併せて、日本私立大学団体連合会の就職問題委員会(欠員一名分)の委員には市原副委員長が決まった。
浦田委員長の下での議事となり、報告事項として、小出事務局長から「私立大学を取り巻く諸情勢」の解説があり、次に浦田委員長から@平成二十年度の就職問題に関する国公私立大学打合せ(第一回、第二回)、A私大団連の平成二十年度第一回就職問題委員会、B平成二十年度第一回「全国就職指導ガイダンス」、C大学等関係団体平成二十年度第一回就職問題懇談会などについての経過報告等が行われた。
研究・協議に移り、@学生の就職指導については、現役の学生の就職活動状況等について意見交換した。A今後の研究課題・研究計画については、第一部会として中長期的な就職指導のあり方に関する小委員会(大越小委員長)と第二部会として就職支援ならびに情報化対策等に関する小委員会(市原小委員長)を設置し、各委員を選任した。B平成二十年度(通算第三三回)就職部課長相当者研修会実施の基本方針については、今後各委員からの意見を集約した上で、小委員会等で検討していく。
なお、同研修会は前期委員会の申し送り事項として、次の日程等で実施する。
▽日時=平成二十年十一月十二日(水)〜十四日(金)。
▽会場=神戸市「クラウンプラザ神戸」
〈同委員会委員〉
(担当理事)
大橋秀雄
(委員長)
浦田雄司
(副委員長)
大越 孝
市原幸造
(委員)
鈴木淳子北星学園大学就職課長
夏堀 昇北海学園大学就職課長
泉田 浩いわき明星大学キャリアサポートグループ長
高梨 昇千葉工業大学キャリアセンター部長
山本恭裕千葉商科大学キャリア教育センター長・教授
渡部雅俊国士舘大学就職センター事務部長
村松高市大東文化大学キャリアセンター事務室長
冨山和子玉川大学キャリアセンター長
神河秀春二松学舎大学キャリアセンター事務部長
松田一政文化女子大学就職相談室長
池田秀男神奈川大学学修進路支援部調査役・平塚就職課長
江ア 修愛知学院大学キャリアセンター次長
林 照康京都女子大学進路・就職部長
新井芳則大阪商業大学キャリアサポート室長
本荘栄二近畿大学キャリアセンター事務長
岡本妙子甲南女子大学就職課長
五百木宏祐広島経済大学キャリアセンター部長
桃井芳雄熊本学園大学就職部次長