平成20年5月 第2317号 (5月28日)
■支部役員承認される 九州支部春季総会を開く
日本私立大学協会の九州支部(支部長=中村量一中村学園大学理事長)は、去る五月二十日(火)、リーガロイヤルホテル小倉において、支部役員の選任、平成十九年度の事業報告ならびに収支決算を承認するとともに、平成二十年度の事業計画ならびに予算を決定した。
同総会には、支部所属の四三大学から三四校五八名が参加した。
はじめに中村支部長が「今日、大学は質が問われている。質向上のために具体的な戦略が必要であり、そのためにも教育基本法に基づく教育振興基本計画が骨抜きにされては困る。九州支部においては協調と共生がなされることを願う。」と挨拶した。続いて当番大学の西日本工業大学の鹿田磨樹理事長から歓迎の挨拶があった。
協議では、@支部役員の選任、A平成十九年度事業報告ならびに収支決算、B平成二十年度事業計画ならびに収支予算、C平成二十一年度九州支部春季総会について、いずれも全会一致で承認された。
同支部の秋季総会は十月七日に別府市の杉乃井ホテルにおいて、別府大学の当番のもとで行うこと、同支部事務研修会は九月四、五日に福岡ガーデンパレスにおいて「真のアドミニストレータを目指して」をメインテーマに、九州栄養福祉大学・九州共立大学・九州産業大学の当番のもとで行うことが決まった。
また、会員校の役職者変更、評議員登録変更等についての報告があった。
本部報告では、小出秀文同協会事務局長が、高等教育の現状と協会の活動状況を報告した。
その後、「近世城下町の神秘―なぜそのようにつくられたか―」と題して、高見敞志氏(西日本工業大学デザイン学部建築学科教授)が、城郭の中心天守の位置決めの方法等について講演した。
総会終了後に催された懇談会では、情報交換や意見交換が行われ、有意義な会となった。
なお、支部役員の選任については次のとおり。
〈支部役員〉▽支部長:中村量一中村学園大学理事長、▽副支部長=西村駿一別府大学理事長、▽理事:山下ェ彦九州産業大学理事長、田中健藏福岡歯科大学理事長、北古賀勝幸熊本学園大学理事長、中山峰男崇城大学理事長・学長、富川盛武沖縄国際大学理事長・学長、▽監事:深野 徹久留米工業大学学長、澁谷義夫南九州大学理事長・学長