平成20年5月 第2316号 (5月21日)
■高等教育の国際的な通用性などに72件
交流プログラムに私大24件申請
文部科学省は、このほど平成二十年度「大学教育の国際化加速プログラム(国際共同・連携支援(交流プログラム開発型))」の申請状況を取りまとめた。
同プログラムは、各大学の国際化を目指した戦略・構想に基づき、教育内容・水準の向上や学生と留学生との切磋琢磨する環境の創出など、我が国の高等教育の国際競争力の強化や国際的通用性・共通性の向上を図る取組を支援するもので「総合戦略型」と「交流プログラム開発型」の二つの支援プログラムがあり、そのうち五月九日に申請を締め切った「交流プログラム開発型」について申請状況を公表した。
申請状況は、大学六三件(国立三三、公立四、私立二四、共同申請二)、短期大学一件(私立一)、高等専門学校八件(国立八)で全体で七二件となっており、大学のうち私立大の申請率(単独分)は三九・三%であった。
選定結果は、六月上旬頃に発表の予定。