平成20年5月 第2316号 (5月21日)
■学生の視点に立った取組230件 「学生GP」に私大100件申請
文部科学省は、このほど、平成二十年度「新たな社会的ニーズに対応した学生支援プログラム」(学生GP)の申請状況を取りまとめた。
このプログラムは、学生の人間力を高め人間性豊かな社会人を育成するため、各大学・短期大学・高等専門学校における、入学から卒業までを通じた組織的かつ総合的な学生支援のプログラムのうち、学生の視点に立った工夫や努力によって特段の効果が期待される取組を含む優れたプログラムを選定し、広く社会に情報提供するとともに、財政支援を行うもの。
申請状況は、大学一六五件(国立五〇、公立一五、私立一〇〇)であり私立の申請率は六〇・六%であった。短期大学三六件(公立四、私立三二)、高等専門学校二九件(国立二九)で、合計二三〇件であった。
今後は、(独)日本学生支援機構により運営される「同プログラム実施委員会」で審査を行い、二五件程度を選定する。選定結果は六月下旬頃に発表の予定。