平成20年4月　第2312号　（4月16日）

■ウェブ上に街作り拠点構築　現代GPシンポ開く

　武蔵工業大学（中村英夫学長）は、去る三月二十六日に同大横浜キャンパスにおいて、平成十九年度の現代ＧＰに採択された「ＩＣＴによるニュータウンの街作り拠点構築」のキックオフ・シンポジウムを開催した。
　冒頭に、中村学長が「ＧＰ事業は大学の地域社会への貢献であり、地域住民の方々としてもこういった機会に大学をぜひ活用して欲しい」と挨拶を述べた。
　続いて、同ＧＰ事業の基調報告があり、第一部ではＧＰ事業に関係の深い街作りの活動を展開しているＮＰＯや大学の関係者の活動報告、同大との協働プロジェクトなどの紹介があった。
　第二部では、現代のＷＥＢや携帯メディアの展開について、企業やＷＥＢ2.0技術者のコミュニティのビジネスモデル、学習環境の在り方などの講演が行われた。また、環境情報学部の学生の成果発表の場として、パネル展示も行われた。
　このたびのＧＰ事業は、ＷＥＢ2.0の技術を利用して、学生主導の街作り拠点をウェブ上に構築、それを利用して発見・特定された街作り課題の解決に大学と地域が連携して取り組むもの。