平成20年4月　第2311号　（4月9日）

■工学と医学の新たな発展へ
　　武蔵工業大と昭和大が連携

　武蔵工業大学（中村英夫学長）と昭和大学（細山田明義学長）は、去る三月二十六日に武蔵工業大学の世田谷キャンパスにおいて、各々の特色や能力を相互に補完し合い、研究開発の増進と学生教育の更なる充実を目的として包括連携協定を締結した。
　近年、急速に高度化する医療を支えるために、更なる技術革新と医学と工学の融合研究の充実が求められている。工学分野の教育・研究資源を有する武蔵工業大学と、医学・薬学分野の研究資源を有する昭和大学との、医学と工学の新たな発展に寄与したいという意図が一致し、協定を締結する運びとなった。両大学の連携により、医学の分野のニーズと、工学の分野のシーズとのマッチング機会の増加が期待される。
　両大学の組織的な連携・協力を推進し、教育・研究の一層の発展を図るため、今後両大学では連絡調整窓口を設けて具体的連携策を話し合い、順次各分野の連携強化を積極的に展開していく予定。