Home日本私立大学協会私学高等教育研究所教育学術新聞加盟大学専用サイト
教育学術オンライン

平成20年4月 第2311号 (4月9日)

私学観桜会を開催
  私学研修福祉会

 去る四月二日、(財)私学研修福祉会(廣川利男理事長=東京電機大学学園長)は「平成二十年私学観桜会」をアルカディア市ヶ谷で開催した。  当日は文科省から池坊保子文部科学副大臣、また河村建夫衆議院議員ら文教関係の国会議員や清水 潔高等教育局長が出席、私学関係者ら約四〇〇名が桜満開の市ヶ谷に集い、春の夕べの和やかなひとときを過ごした。  開会の挨拶で、廣川理事長が「今年も東京のソメイヨシノが全国で一番早い開花となったのは、世界で最も発熱の著しい都市・東京のヒートアイランド現象に起因しているのではないか。今年は環境問題が主題となる洞爺湖サミットも開催されることもあり、地球温暖化を抑えていきたい。また、教育環境をみると様々な新しい取組が行われているが、私学振興に関して、皆様のこれまでのご尽力にお礼申し上げるとともに、一層のご支援をお願いしたい」と述べた。  続いて来賓を代表して、池坊文部科学副大臣が「次世代のために何かを残すことが生きる証であり、私学が健やかなこどもの教育に役立つようにお力添えしたい。二十一世紀にふさわしい教育の在り方を探るために教育振興基本計画を提示しようという矢先、私学の皆様と手を取りながら次世代の人材育成を目指したい」と挨拶をした。  次に河村議員寄贈の樽酒の鏡開きへと移り、池坊文部科学副大臣、川並弘昭日本私立短期大学協会会長、吉田 晋日本私立中学高等学校連合会会長、平野吉三日本私立小学校連合会会長、鳥居泰彦日本私立学校振興・共済事業団理事長、廣川理事長の六名が登壇し、会場からの威勢の良い掛け声と共に鏡開きが行われた。  清水博雅同福祉会常務理事による、私学のますますの発展を祈念しての力強い乾杯を皮切りに、咲き誇る桜の勢いに負けじと、会場いっぱいに歓談の輪が広がった。  来賓の祝辞や歓談が続いたのち、納谷廣美同福祉会常務理事の中締めで閉会となった。

Page Top