平成20年4月 第2310号 (4月2日)
■四谷新校舎竣工 高度専門職育成の場として
学校法人桜美林学園(佐藤東洋士理事長)は三月十五日、(財)国際教育振興会(大井 孝理事長)と共同主催で、新校舎の定礎式と竣工披露を、四谷キャンパスで行った。
高円宮久子妃殿下のお言葉で始まった新校舎披露は、(財)国際教育振興会の大井理事長の挨拶、桜美林学園の佐藤理事長の挨拶に引き続き、佐藤禎一東京国立博物館館長及び国際交流基金の小倉和夫理事長の祝辞が述べられ、設計事務所、施工業者への感謝状贈呈で幕となった。披露式への出席者は、小出秀文日木私立大学協会事務局長など約八〇名。
地下のホールで行われた式に続き、一階会場で祝賀の宴が執り行われ、法政大学元総長の清成忠男氏の乾杯の音頭の後、懇親会へと移った。
また、祝賀会の終了後、出席者による館内の見学も実施された。
同キャンパスの開設に伴い、同大学院は新宿キャンパスから四谷に移転する。四谷キャンパスの土地、建物は国際教育振興会との区分所有となる。
四月以降、高度専門職育成の場となる四谷キャンパスにおいて国際学研究科、大学アドミニストレーション研究科、老年学研究科の講義が行われる。また、言語教育評価共同研究所も四谷に置かれることとなった。
同キャンパスの敷地面積は一一二一・七四平米。延床面積は三八二八・二四平米。地下、三階、四階部分を桜美林大学大学院が使用することになっている。