平成20年2月 第2306号 (2月27日)
■地域のキャリア教育の拠点へ 神奈川大と横浜修悠館高が高大連携
神奈川大学(中島三千男学長)は、二月十九日に同大学横浜キャンパスにおいて、神奈川県立横浜修悠館高等学校(時乗洋昭校長)との高大連携に関する協定を結び、調印式を行った。
同大学はこれまで四五校との連携協定を結び、キャンパスでの高校生の聴講や同大学教員の出張講義などを行っている。横浜修悠館高校は、全国的にも公立高校では数少ない通信制の独立校で、来る四月に開校する。
中島学長は挨拶で「大学の社会貢献のひとつとしてキャリア教育の拠点を目指すべく、また、大学と高校が交流することで教育の充実を図りたい」と述べ、横浜修悠館高校との連携について「単位制による通信制の課程という新しいタイプの高校との連携ということもあり、大学も新しい試みに取り組むことができる」と抱負を語った。
同大学と横浜修悠館高校との、主な高大連携プログラムは次のとおり。
▽神奈川大学にて実施
高校生の授業聴講
▽横浜修悠館高校にて実施
大学講師による「キャリア形成特別講座」、教員・保護者対象の研修会・研究会への講師派遣、授業や学習支援プログラムへの学生ボランティアの派遣、大学教員による出張講座