平成20年2月 第2306号 (2月27日)
■COEプログラム315件 私大の申請率25.4%
文部科学省は、このほど公募受付を終了した平成二十年度の「グローバルCOEプログラム」の申請状況を発表した。平成二十年度は、「医学系」、「数学、物理学、地球科学」、「機械、土木、建築、その他工学」、「社会科学」、「学際、複合、新領域」の五分野について公募し、合計一三〇大学から三一五件を受け付けた。
今後は、(独)日本学術振興会を中心に運営される「グローバルCOEプログラム委員会」(野依良治委員長)で審査を行い、各分野一〇〜一五件を選定し、五月下旬に採択結果を公表することにしている。申請状況の詳細は次のとおり。
▽医学系=私立二〇大学二一件、国立三五大学四四件、公立七大学七件の合計六二大学七二件。
▽数学、物理学、地球科学=私立三大学四件、国立一八大学二九件、公立三大学三件の合計二四大学三六件。
▽機械、土木、建築、その他工学=私立一一大学一四件、国立二二大学三一件、公立三大学三件の合計三六大学四八件。
▽社会科学=私立一二大学一五件、国立一六大学三〇件、公立二大学三件の合計三〇大学四八件。
▽学際、複合、新領域=私立二三大学二六件、国立四六大学七七件、公立七大学八件の合計七六大学一一一件。
なお、私立大の申請は、全三一五件中八〇件で、申請率は二五・四%となっている。(そのほか、私立大の中には国立大と連携しているところも多い)