平成20年2月 第2303号 (2月6日)
■人口動態統計 出生数109万人 平成19年度の年間推計
厚生労働省は一月に、平成十九年人口動態統計の年間推計を発表した。
それによると、出生数は一〇九万人で、平成十八年の一〇九万二六七四人より三〇〇〇人減と推計。出生率(人口千対)は八・六となり、平成十八年(前年)の八・七を下回る。
死亡数は一一〇万六〇〇〇人で、前年の一〇八万四四五〇人より二万二〇〇〇人増と推計され、死亡率(人口千対)は八・八となり、前年の八・六を上回る。
なお、三大死因の死亡数は第一位悪性新生物三三万六〇〇〇人、第二位心疾患一七万三〇〇〇人、第三位脳血管疾患一二万七〇〇〇人と推計。また、死産数は二万九〇〇〇胎、死産率(出産千対)は二五・九と推計される。
自然増加数は、マイナス一万六〇〇〇人で、前年の八二二四人より二万四〇〇〇人減と推計。自然増加率(人口千対)は、マイナス〇・一となり、前年の〇・一を下回る。
婚姻件数は七一万四〇〇〇組で、前年の七三万九七一組より一万七〇〇〇組減と推計される。
婚姻率(人口千対)は五・七となり、前年の五・八を下回る。