平成20年2月 第2303号 (2月6日)
■最高水準の教育・研究を 医学部・大学院竣工祝賀会
日本医科大学(赫 彰郎理事長、荒木 勤学長)は、去る一月十九日、同大学講堂において「日本医科大学医学部及び日本医科大学大学院竣工祝賀会」を、同大学の内外関係者二七○余名が参加の上開催した。
この度の大学及び大学院の新施設は、予てより進められていたアクションプラン21(千駄木〈東京・文京区〉地区再開発事業)の一環として建設されたもので、その施設概要は、医学部(通称:教育棟)が地下一階地上三階建、延べ床面積約四一一七平方メートル、地下一階はクラブ部室・学生ホール・SGL室など、一階は教務課・情報科学センター・CSLabなど、二階は講堂・講義室など、三階は学長室・講義室・会議室など、また、根津神社に隣接する大学院(通称:基礎医学大学院棟)は、地下二階地上四階建、延べ床面積約一万四五一九平方メートル、地下二階は動物飼育施設・実習室など、地下一階はRI研究室・画像形態研究室など、一階は事務室・基礎医学教室(研究室)など、二階〜四階は基礎医学教室(研究室)となっている。
内覧会後の祝賀会で赫理事長は「『モデルカリキュラム』をはじめ教育プログラム等も開発し、併せて学生のニーズに沿った教育・研究環境も整備できた。学是『克己殉公』の下で、教育理念『愛と研究心を有する質の高い医師と医学者の育成』をモットーに、今後の医学教育の変革にも十分対応できる大学院教育によって、知識基盤社会を支える人材育成、さらに最高水準の教育・研究が可能な大学・大学院をめざしたい」との抱負を述べるとともに、「アクションプラン21の最終段階として附属病院棟の建て替えも着工する」との構想を語った。
その後、乾杯、来賓祝辞と続き、懇談のうちにも同大学の発展を祝った。