平成20年2月 第2303号 (2月6日)
■韓国人留学生が「日本語」トップ 19年度日本留学試験
昨年十一月に行われた平成十九年度日本留学試験の「日本語」科目で、近畿大学(畑 博行学長)に在籍する韓国・慶熙大学からの交換留学生、張智賢さんが一位の成績を収めた。
今回の同試験には六七の国・地域から外国人受験者が約一万九六〇〇人集まった。試験科目は「日本語」、「理科」、「数学」と「総合」の四科目あるが、このうち「日本語」が一万九四九九人と最も受験者が多い。
近畿大学と慶熙大学は二○○五年に学術交流協定を結んでおり、張さんは近畿大学文芸学部文学科(日本文学専攻)で日本語能力を磨いてきた。今回の同試験の成績に対して、近畿大学では二月一日に張さんに表彰状を手渡した。
また、近畿大学では四月に文芸学部文学科に「中国・韓国語文化コース」が新たに開設される。