平成20年1月 第2302号(1月23日)
■17年度「国際研究交流の概況」
文部科学省は、このたび平成十七年度の国公私立大学・試験研究機関等と諸外国との年間の研究者交流状況等について、「国際研究交流の概況」として取りまとめ公表した。
調査の対象期間は平成十七年四月一日から平成十八年三月三十一日、調査対象機関は国公私立大学、試験研究機関等の計八五五機関、そのうち七六五機関から回答があった(有効回収率八九・五%)。
概要は次のとおり。
▽派遣研究者、受入れ研究者の総数は昨年度に比べ共に大きく増加(過去最高)=@派遣研究者総数は一三万七二五一人(対前年度比九・七%増)、A受入れ研究者総数は三万四九三九人(対前年度比一一・四%増)。
▽エリア別受け入れ研究者数は、アジア、欧州、北米、オセアニアで大幅に増加=@アジアからの研究者総数は一万七○九一人(対前年度比一一・二%増)、A欧州からの研究者総数は八九二○人(対前年度比一○・六%増)、B北米からの研究者総数は六一一二人(対前年度比一八・六%増)、Cオセアニアからの研究者総数は八九五人(対前年度比一二・三%増)、Dアフリカからの研究者総数は七四七人(対前年度比三・二%増)、E中南米からの研究者総数は六五五人(対前年度比四・二%減)、F中東からの研究者総数は四八九人(対前年度比九・三%減)。