Home日本私立大学協会私学高等教育研究所教育学術新聞加盟大学専用サイト
教育学術オンライン

平成20年1月 第2301号(1月16日)

完全給食の実施率89.6% 「平成18年度学校給食実施状況」

 文部科学省は平成十九年十二月二十七日、平成十八年度(五月一日現在)学校給食実施状況等調査の結果を発表した。
 調査対象は、全国の国公私立の小学校・中学校(中等教育学校前期課程を含む)・特殊教育諸学校・夜間定時制高等学校。
 学校給食を実施している学校数は、全国で三万三二一〇校で、このうち、完全給食の実施率は八九・六%で、前年比〇・一ポイントの増。
 公立の小・中学校の調理方式別完全給食実施状況は、学校数の比率でみると、単独調理場方式が四三・八%、共同調理場方式が五四・六%、その他の調理方式が一・六%。
 国公私立学校等における栄養教諭・学校栄養職員数は、一万二三〇五人で、前年比八四人の増。
 公立学校における学校給食調理員数は、六万八二八一人で前年比一二九七人の減、また、非常勤職員の比率は、三四・八%で前年比一・一の増。
 公立の小・中学校の単独調理場及び共同調理場における業務別の外部委託状況は、調理業務については、二一・三%の学校が外部に委託、前年比一・五の増。また、運搬業務は三九・二%で前年比二・〇ポイントの増。
 公立学校での保護者が負担する学校給食費の月額は、小学校低学年で三九五八円、中学年で三九七六円、高学年で三九八四円、中学校で四五二二円となっており、前年比小学校で三二〜三五円、中学校では二一円の増。
 国公私立学校で米飯給食を実施している学校数は、全国で三万一三八六校で完全給食を実施している学校数の九九・七%、前年比〇・二ポイントの増。実施回数(週当たり)は二・九回。
 国公私立学校で食堂を保有している学校数は、全国で八六五〇校でこれは完全給食及び補食給食実施校の二七・二%。
 公立の小・中学校で、はしを使用している学校数は二万九八五七校で、前回調査比一・二ポイント増加した。

Page Top