平成20年1月 第2300号(1月9日)
■就職内定率 67.4% 高校卒業予定者
文部科学省は平成十九年十二月十七日、平成二十年三月高等学校卒業予定者の就職内定状況(平成十九年十月末現在)を発表した。
それによると、就職内定率は、六七・四%で昨年同期の六四・二%から三・二上昇した。
また、内定率を男女別にみると、男子は七二・二%、女子は六一・〇%で、昨年同期と比較すると、男子は二・九、女子は三・四それぞれ上昇した。
卒業予定者約一〇九万四〇〇〇人のうち、就職希望者は約二一万四〇〇〇人、内定者は約一四万四〇〇〇人で、希望者のうち、内定に至っていない人は約七万人(うち、男子約三万四〇〇〇人、女子約三万六〇〇〇人)だった。
内定率を学科別にみると、工業八三・九%、商業六九・六%、情報六七・七%、農業六七・二%、水産六七・〇%、総合学科六四・九%、家庭六〇・五%、普通五六・六%、福祉五二・六%、看護二五・一%だった。
内定率を都道府県別にみると、高い順に愛知県(八五・四%)、岐阜県八三・六%、富山県八二・八%。低い順に沖縄県二四・〇%、北海道三九・七%、宮城県五二・三%だった。