平成19年12月 第2298号(12月19日)
■更なる学園発展に向けて 創立60周年記念
(学)福原学園(福原弘之理事長)は、去る十一月十二日、創立六○周年の記念式典を九州共立大学鶴鳴記念館で、また記念祝賀会をホテル日航福岡においてそれぞれ挙行した。
記念式典は、学園内外の関係者のほか、九州共立大学・九州女子大学・九州女子短期大学・自由ケ丘高等学校の学生生徒を含め約三○○○人が出席した。
はじめに、福原学園歌独唱があり、式辞では福原理事長が「創設者福原軍造は、戦後まもなく、真の教育は私学でなければ、との強い信念のもと、原野の折尾の地を開拓し、昭和二十二年に福原高等学院を創設。以後、幼稚園から大学を擁する総合学園に至り、建学の精神・学是『自律処行』、校訓『規律、勤労、礼儀』を教育の礎として人物の育成に尽くしてきた」と述べ、「六○周年を機に、創設者の崇高な遺訓を礎石とし、自律処行を身につけた人づくり教育を実践し、学園発展に邁進する」と締めくくった。
続いて、衆議院議員の太田誠一氏、武田良太氏、日本私立大学協会副会長の西村駿一別府大学理事長らが祝辞を述べた。その後、祝電披露、創設者の生涯を綴ったDVD「自律処行〜福原軍造の大志」の上映、創設者夫人の福原ツルヲ名誉総長への感謝の花束贈呈が行われ、荘厳な雰囲気の中で閉式となった。
会場を移しての祝賀会では、政財界、学園関係者、教職員OBなど約六○○人が出席し、福原理事長の挨拶、吉田 宏福岡市長、三原朝彦衆議院議員らの来賓祝辞、功労者表彰、乾杯と続き、華やかな祝宴が繰り広げられ、最後に博多の祝事で行われる「博多手一本」で閉会となった。