平成19年12月 第2297号(12月5日)
■環境専門家を育成 40周年記念式典挙行
南九州大学(澁谷義夫理事長・学長)は、去る十一月二日に創立四○周年の記念式典を開催した。在学生、卒業生、関係者ら約四○○人が出席し、これまでの同大学の歩みを祝った。
澁谷理事長は式辞で「地方の大学を取り巻く諸情勢は厳しく、今後その個性と質の向上が望まれる。当大学では環境に係る専門家育成という特色を活かし、社会に送り出していきたい」と抱負を述べた。
また、東国原英夫宮崎県知事(代読)、大沼 淳日本私立大学協会会長(代読)、菅沼龍夫宮崎大学副学長らがそれぞれ祝辞を述べた。
式典後には、横浜国立大学大学院環境情報研究院教授の藤原一繪氏が「地球の緑環境再生・創生を造園環境から行おう」と題して記念講演を行った。
同大学では、四○周年記念事業の一環として、十一月に宮崎キャンパス体育館を竣工。平成二十一年度には現在の高鍋市から都城市へキャンパスの移転を予定している。