平成19年9月 第2289号(9月26日)
■理解増進事業 JSTが採択企画を決定
科学技術振興機構(沖村憲樹理事長)は、このたび、地域科学技術理解増進活動推進事業「機関活動支援」十九年度二次募集における採択企画を決定した。
同事業は、地域の児童生徒や住民を対象として科学館・科学系博物館、大学・公的研究機関、学協会、地方自治体(教育委員会、生涯学習部局等)などが自らの特徴を活かして実施する、参加者にとって身近な場で行われる体験型・対話型の科学技術理解増進活動を支援するもの。
採択された実施大学と企画名は次のとおり。
▽室蘭工業大(中学生のためのコンピュータ制御電子回路設計入門)、▽茨城大工学部(動け!ロボ!命を吹き込むのはキミだ!〜移動ロボット入門〜)、▽筑波大(湿原生態系の絶滅危惧植物の保全と土壌の役割を理解しよう!)、▽宇都宮大(親子で学ぶDNA鑑定)、▽埼玉大(没入型仮想空間体験システムCAVEを用いた景観街づくり体験)、▽(国)埼玉大教育学部(ロボットと未来研究会「レゴNXTによる自律型ロボット製作」)▽国際基督教大教養学部理学科(サイエンス・リテラシー・カフェ)、▽(国)福井大教育地域科学部(体験ふむふむ数学クラブ)、▽福井大(なぜスライムができるの?―DNAの二重らせんと同じだよ―)、▽岐阜大工学部(蒸気機関車で学ぶ理科)、▽名古屋大環境学研究科(スマトラ津波被災交流と緊急地震情報による津波防災意識の向上)、▽奈良教育大教育学部(科学館と教員養成系大学との連携による長期的な科学探求)、▽岡山理科大(わくわく科学の広場)、▽広島大(中国山地と瀬戸内海を結ぶ「森海人」の総合風土学舎)、▽広島大大学院教育学研究科(レスキューを題材としたロボット工作教室)、▽徳島大大学院ソシオテクノサイエンス研究部(量る・計る・測る!)、▽愛媛大農学部(四万十川支流広見川流域における環境教育)、▽(国)佐賀大文化教育学部(わくわくドキドキ火山教室)、▽宮崎大農学部附属農業博物館(食品の「堅さ・柔らかさ」を科学しよう)、▽鹿児島大工学部海洋土木工学科(みて、きいて、ふれて海洋土木の世界)