平成19年9月 第2288号(9月19日)
■世界トップレベル研究拠点 文科省が5拠点を選定
文部科学省では、このたび、世界トップレベル研究拠点プログラムについて、平成十九年度採択拠点を決定した。
同プログラムは、世界トップレベルの研究拠点形成を目指す構想に対して集中的な支援を行い、第一線の研究者が世界から多数集まってくる優れた研究環境と極めて高い研究水準の「目に見える研究拠点」の形成を目指すもの。三三件の応募の中から、一五五名の審査員(四六名は外国人)の書類審査と一五名のプログラム委員が、五件の構想を決定した。採択拠点と拠点構想の名称、拠点長候補者名は次のとおり。)
▽東北大国際高等原子分子材料研究拠点(東北大大学院理学研究科・教授山本嘉則氏)、▽東京大数物連携宇宙研究機構(米国カリフォルニア大学バークレー・マクアダムス冠教授(ローレンスバークレー国立研究所・上級研究員兼務)村山 斉氏)、▽京都大物質―細胞統合システム拠点(京都大再生医科学研究所・所長(教授)中辻憲夫氏)、▽大阪大免疫学フロンティア研究センター(大阪大微生物病研究所・教授審良静男氏)、▽(独)物質・材料研究機構国際ナノアーキテクトニクス研究拠点(物質・材料研究機構・フェロー(ナノテクノロジー基盤領域コーディネーター)青野正和氏)