平成19年8月 第2284号(8月8日)
■特色GP 申請331件から52件選定 学士課程の私立選定率52.5%
特色ある大学教育支援プログラム(特色GP)実施委員会(委員長=絹川正吉国際基督教大学名誉教授)は、八月六日、東京・市ヶ谷のアルカディア市ヶ谷で開かれた第二回会合において、三三一件の申請から五二件を選定した審査結果を公表した。(選定された五二件の詳細は2面に掲載)
申請区分ごとの選定結果は次のとおり。
▽学士課程
@教育課程の工夫改善の取組=申請一〇〇件(うち私立五四件)、選定一六件(うち私立八件)、A教育方法の工夫改善の取組=申請八六件(うち私立五八件)、選定一四件(うち私立五件)、B上記以外の教育の工夫改善の取組=申請七五件(うち私立五四件)、選定一〇件(うち私立八件)となっている。
@〜Bの合計では、申請二六一件(うち私立一六六件)で私立の申請占有率は六三・六%。また、選定四〇件(うち私立二一件)で私立の選定占有率は五二・五%となっている。なお、全体の選定率は一五・三%であり、私立の選定率は一二・七%となっている。
▽短期大学士課程
@教育課程の工夫改善の取組=申請二四件(うち私立二三件)、選定四件(うち私立四件)、A教育方法の工夫改善の取組=申請一三件(うち私立一一件)、選定二件(うち私立〇件)、B上記以外の教育の工夫改善の取組=申請三三件(うち私立三三件)、選定六件(うち私立六件)となっている。
なお、このプログラムは今年度が五年目で最終年度となったが、基礎教育の改善に対する取組が多くみられ、五年間の成果を今後につなげるという課題が浮き彫りとなった。絹川委員長は「今後とも同プログラム以上にインセンティブのある事業の継続に期待したい」との感想を述べた。