平成19年7月 第2280号(7月11日)
■100周年記念式典開催 人材育成と更なる発展誓う
学校法人日本工業大学(大川陽康理事長)は、去る六月二十九日、東京・日比谷の帝国ホテルにおいて、創立一〇〇周年記念式典・祝賀会を開催し、教職員や卒業生等が参加した。
記念式典では、まず、大川理事長が式辞を述べ、当時、技術系人材の不足から、現場で学ぶことを特色として一九〇七年に東京工科学校を設立し、その後、一九六七年に日本工業大学を開学するなど、学校法人や大学の経緯を紹介するとともに、次の一〇〇年への更なる発展を誓った。
続いて、来賓祝辞では、伊吹文明文部科学大臣(代読)と有馬朗人元文部大臣がお祝いの言葉を述べ、同大学のこれまでの技術者育成教育の貢献に感謝するとともに、今後の国際社会に通用する人材育成への期待をこめた。
ピアノ三重奏による校歌が演奏され閉会となり、続く祝賀会では、廣川利男日本私立大学協会副会長、能智 功尅S国工業高等学校長協会理事長が祝辞を述べ、鏡開きが行われた。その後、同大学や高等学校の吹奏楽団等による演奏や学園紹介の映像などが流れ、また、一〇〇周年記念歌が披露され、関係者はますますの発展を祝った。
同大学は、工学部機械工学科、電気電子工学科、建築学科、システム工学科、情報工学科、大学院は、大学院工学研究科(博士前期課程・博士後期課程)機械工学専攻、電気工学専攻、建築学専攻、システム工学専攻、情報工学専攻、大学院技術経営研究科(専門職大学院)技術経営専攻(中小企業技術経営コース、プロジェクトマネージメントコース、技術起業戦略コース)を有する。