平成19年6月 第2277号(6月20日)
■日本語教育連絡協議会の在り方を協議 第1回国際交流委
日本私立大学団体連合会国際交流委員会(委員長=森田嘉一京都外国語大学理事長・総長)は去る六月八日、東京・市ヶ谷の日本私立大学協会会員室において、平成十九年度第一回国際交流委員会を開催した。
まず、森田委員長の挨拶に続いて新任委員の紹介が行われた。新任の委員は浅野祥司氏(日本大学)、内田勝一氏(早稲田大学)、カイト由利子氏(関西大学)、平林千牧氏(法政大学)の四人。
次に、平成十九年度日本語教育連絡協議会(森田嘉一座長)について報告・協議が行われた。同協議会は設置されてから約二〇年が経過しており、留学生別科を取り巻く情勢や環境も変化している中で、大学における留学生別科の在り方、設置形態等も多様に変化していること等を踏まえ、同委員会において今後のあり方等について検討を重ねてきた。
このたび、同委員会と、同協議会の連動した対応をさらに図るため、新たに担当委員に加わった若松博康氏(拓殖大学)が紹介された。
続いて、今年度の同協議会の開催日程が話し合われ、来る十一月十六日に東京・市ヶ谷のアルカディア市ヶ谷で開催することを決定するとともに、今後、毎年十一月の第三金曜日に定例開催することが確認された。また、私立大学留学生別科要覧の作成について、今後も協議・見直しを重ねていくことが確認された。
引き続き、文部科学省高等教育局学生支援課留学生交流室の池田輝司室長をはじめ、織田雄一室長補佐、佐野 進専門職の三名を迎え、留学生政策並びに平成二十年度留学生関係予算要求に関する熱心な意見交換が行われた。