平成19年６月 第2277号（６月20日）
■第6回産学官連携推進会議開く
京都市・国際会館
内閣府、日本経済団体連合会、日本学術会議などは、去る六月十六日、十七日、京都市宝ヶ池の国際会館において、第六回となる産学官連携推進会議を開催、各界から多くの関係者が参加した〈詳細3面〉。
産学官の連携によるイノベーションの創出を目的とした同会議では、高市早苗内閣府特命担当大臣（科学技術・イノベーション）による基調講演や、イノベーション、大学の知財戦略等五つの分科会のほか、展示ブースにおいては様々な大学等研究機関による研究成果の発表が行われた。なお、第五回産学官連携功労者の表彰も行われ、内閣総理大臣賞には、「フォトニックネットワーク技術の研究開発及び大学発・カーブアウト型ベンチャーの設立」（荒川泰彦・東京大学、中野義昭・東京大学、菅原 充・(株)ＱＤレーザ）、科学技術政策担当大臣賞には、「ナノレベル電子セラミックス低温成形・集積化技術の開発」（明渡純・(独)産業技術総合研究所、清原正勝・ＴＯＴＯ(株)、今中佳彦・富士通(株)）、総務大臣賞には、「少水量型消火剤の開発と新たな消火戦術の構築」（高橋道夫・シャボン玉石けん(株)、上江洲一也・北九州市立大学、山家桂一・北九州市消防局）など。
