平成19年６月　第2275号（６月６日）

■事業報告・収支決算を承認　第９回評議員会・理事会開く

　財団法人高等教育評価機構（佐藤登志郎理事長）は去る五月二十五日、東京・市ヶ谷の同機構会議室において、第九回評議員会、理事会をそれぞれ開催した。
　協議では、まず、理事会で評議員の欠員補充として、鹿児島国際大学の永田治雄理事長が選出された。引き続いて評議員会、理事会とも平成十八年度事業報告及び収支決算を一括審議することとなり、はじめに原野幸康専務理事が事業内容について説明した。
　まず、同機構の会員の状況（二十五日現在二七四大学）等を報告した上で、各事業の実施状況について、評価実施一六大学とその評価としての全一六大学の「認定」、次に平成十九年度認証評価申請三八大学と自己評価担当者説明会、さらに評価申請予定大学向けの大学評価セミナー、評価員養成のためのセミナー、大学評価に関する調査研究（文科省委託事業等）などを詳細に説明した。
　また、財政基盤の確立に向けた評価料及び会費等の改定や公益法人制度改革への対応について報告した。
　収支決算では、財務諸表と収支計算書などを説明するとともに、齋藤力夫監事が監査報告した。
　これら報告の後、評議員会、理事会とも、両議案を一括して承認した。