平成19年5月 第2274号(5月23日)
■4月1日現在 大学の就職率は96.3% 短期大学は94.3%
文部科学省及び厚生労働省は五月十五日、平成十八年度大学等卒業者の就職状況調査(四月一日現在)の結果を発表した。
調査対象校は国立大学二一校、公立大学三校、私立大学三八校、短期大学二〇校、高等専門学校一〇校、専修学校二〇校。調査対象人員は六二五〇人(うち、専修学校五六〇人)。かっこ内は前年度卒業学生の就職率。
調査結果によると、大学、短大、高専全体の就職率は九六・三%で、前年同期を一・五ポイント上回った。そのうち大学の就職率は九六・三%で同一・〇ポイント、短大の就職率は九四・三%で同三・五ポイント、高専の就職率は九八・八%で、同二・一ポイント、専修は九三・八%で、同二・〇ポイントそれぞれ上回った。
一、全体
大学の就職率は、前年度同期調査比一・〇ポイント増の九六・三%(九五・三%)。うち、国公立は同二・〇ポイント増の九六・四%(九四・四%)、私立は同〇・八ポイント増の九六・三%(九五・五%)、短大は同三・五ポイント増の九四・三%(九〇・八%)、高専は同二・一ポイント増の九八・八%(九六・七%)だった。
二、男女の別
男子 大学では前年度同期調査比一・一ポイント増の九六・六%(九五・五%)。うち、国公立は同一・二ポイント増の九六・五%(九五・三%)私立は同一・〇ポイント増の九六・六%(九五・六%)、高専は同二・一ポイント増の九八・八%(九六・七%)だった。
女子 大学では同一・〇ポイント増の九六・〇%(九五・〇%)。うち、国公立は同二・九ポイント増の九六・四%(九三・五%)、私立は同〇・四ポイント増の九五・九%(九五・五%)、短大は同三・五ポイント増の九四・三%(九〇・八%)だった。
三、大学の文理別
文系 前年度同期調査比一・一ポイント増の九六・二%。うち、国公立は同二・九ポイント増の九六・六%、私立は〇・七ポイント増の九六・一%だった。
理系 同〇・六ポイント増の九六・九%。うち、国公立は同〇・二ポイント増の九六・〇%、私立は同一・〇ポイント増の九七・七%だった。
四、大学の地域別
北海道・東北地区は前年度同期調査比三・七ポイント増の九五・四%、関東地区は同一・九ポイント増の九七・八%、中部地区は〇・三ポイント減の九七・五%、近畿地区は同〇・五ポイント増の九六・一%、中国・四国地区は同一・三ポイント減の九三・四%、九州地区は同一・〇ポイント増の九三・九%だった。
五、専修学校
全体の就職率は、前年度同期調査比二・〇ポイント増の九三・八%(九一・八%)。うち、男子は同〇・二ポイント増の九二・六%(九二・四%)、女子は同三・八ポイント増の九五・〇%(九一・二%)だった。