平成19年5月 第2274号(5月23日)
■法科大学院入学者選抜 志願倍率7.8倍
文部科学省は、このほど平成十九年度の法科大学院入学者選抜実施状況の概要を発表した。
(1)法科大学院数七四大学、入学定員五八一五人=国立大学二三校一七五〇人、公立大学二校一四〇人、私立大学四九校三九二五人
(2)志願者数四万五二〇七人、志願倍率七・八倍=国立大学一万二四五三人、七・一倍、公立大学二〇三五人、一四・五倍、私立大学三万七一九人、七・八倍。
(3)入学者数五七一三人=法学既修者二一六九人(入学者全体の三八・〇%)、法学未修者三五四四人(同六二・〇%)。
(4)社会人の入学状況一八三四人(同三二・一%)。
(5)出身学部系統別の入学状況=法学四二二三人(入学者全体の七三・九%)、法学以外一四九〇人(同二六・一%)。
なお、法科大学院の入学者選抜においては、適性試験の結果及び各法科大学院で実施する面接・小論文・書類審査、法学既修者に係る法律科目試験の結果等を総合的に考慮して入学者選抜を行うとともに、多様なバックグラウンドを有する人材を受け入れるため、法学以外の課程履修者又は実務等の経験者の入学割合を三割以上となるように努めるものとされている。