平成19年5月 第2273号(5月16日)
■協議会(7/10)の内容等を検討 第1回教育学術充実委
日本私立大学協会(大沼淳会長)は、去る四月二十六日、東京・市ヶ谷の日本高等教育評価機構内「会議室」において、平成十九年度第一回(通算第七二回)教育学術充実研究委員会(担当理事=森本正夫北海学園大学理事長、福井直敬武蔵野音楽大学理事長・学長)を開催した。
福井担当理事の挨拶に続いて退任委員の報告と新任委員の紹介が行われた。退任された委員は、永田一清氏(神奈川大学)、兼松顯氏(名城大学)、林 善之氏(札幌学院大学)、末岡煕章氏(名古屋経済大学)の四人で、新任の委員は、森 和亮氏(神奈川大学副学長)と下山 宏氏(名城大学学長)の二人。
次に、同協会の小出秀文事務局長が私立大学を取り巻く諸情勢を報告した。
研究・協議では、来たる七月十日(火)に実施予定の教育学術充実協議会へ向けての協議題、講師等の検討を中心に意見が出された。協議題案としては、「教育基本法の改正と教育振興基本計画に関わる諸動向」「学士課程教育の内実を考える」「履修証明制度と大学設置基準の改正」「教育および学術研究の質保証」なども挙がった。五月中に第二回委員会を開き、日程案を決めることになった。
委員会の最後には、日本私立学校振興・共済事業団の比留間 進私学経営相談センター情報支援室長から「教育力の強化を中心とした大学経営強化の事例集」の報告があった。